カブスカウトは、小学校3年生(4月)から小学校5年生(3月)までの少年少女です。「自分で考え、自分のことは自分でする」「自然や社会とふれあうこと」「ルールを守って、仲良く遊ぶこと」にねらいにおいて活動しています。組や隊の中で仲間と活動し体験をする隊のプログラム=集会と、カブブックによる個人のプログラムがあります。
集会では、アウトドア・クラフト・ボランティアを3本柱とした活動をしています。
ハイキング、奉仕活動、ネイチャーゲーム、クラフトなどの野外活動を通して、基本的な生活習慣を身に付け、自立心・創造力を養います。集会は、原則月2回行います。ふだんは日曜日や休日に集会をします。春休みや夏休みには宿泊訓練があります。5~6人で組を編成し、組の一員となって活動することによって、共同社会の構成員としての自覚をもたせます。デンリーダー(組のお世話役)や副長・隊長が指導にあたります。活動には、安全に充分意をそそぎ、事故防止のための対策が講じられます。
1年間の目標(学び身につけるべきこと)を具体的に示してあるのが、カブブックです。カブスカウトは、隊や組の指導者の励ましと指導、保護者の協力を得ながら、カブブックの履修に取り組みます。それぞれの年齢に応じ、“うさぎ”“しか”“くま”の3つのカブブックがあります。それぞれ1年かけて、完修をめざします。さらに、入隊後から小学5年生の3月までに、チャレンジ章ブックの完修を目指すことで、子ども達の個性を伸ばし、それぞれのもつ能力を引き出し、幅広い人格と能力を育てます。チャレンジ章では、さまざまなジャンルの課目が用意されています。すべての選択課目を完修したスカウトは、“スーパーカブ”の称号が与えられ、努力が称えられます。
(ア) 隊長と副長とデンリーダーは、毎月1回リーダー会議を開き、プログラムを立案しています。
(イ) 隊長と副長は、毎月1回団会議に出席し、団や他隊と連携をとっています。
(ウ) 隊長は、佐賀市スカウト連絡協議会に出席し、佐賀市内の他団と連携を図っています。
(エ) 隊長と副長とデンリーダーは、各種講習会に参加し、プログラムについて勉強しています。
(オ) 隊長や隊長候補の副長は、3泊4日の研修所で、隊の運営について学んでいます。
(カ) 団委員は、(イ)から(オ)の他に団委員会を毎月開催し、団の運営について協議しています。さらに、県連盟や日本連盟と連携をとっています。
指導者は、その他さまざまな会や研修で研鑽を積んでいます。
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